MUMEI SWORDSMITH STUDIO — 架空の刀鍛冶工房
一本の刀が、
生まれるまで。
炭の闇のなかで、鋼は千三百度の火をくぐる。
無銘は、銘を刻まぬ刀鍛冶の工房。
名を残さぬかわりに、刃にすべてを残す。
※ 無銘 MUMEI は演出検証のための架空の工房です。実在しません。
第一章 — 焔
鋼は、火の色で語る。
千三百度。炭の呼吸に合わせて、
鋼がゆっくりと赤らんでいく。
まだ、刀のかたちをしていない。
第二章 — 鍛
打つたびに、鋼は締まる。
三千回。火花とともに不純物が飛び、
折り返すたび、層はふたつに増える。
音は、祈りに似てくる。
第三章 — 淬
ひと呼吸の、ためらいもなく。
八百度の刃を、水へ。
立ちのぼる白のむこうで、
刃は反りを得て、刀になりはじめる。
第四章 — 文
刃文は、炎の記憶。
のたれ。土置きの厚みが、
波のかたちを決めた。
ふたつと同じ波は、生まれない。
第五章 — 成
朝の光に、はじめて刀と呼ばれる。
研ぎを終えた刃が、夜明けを映す。
銘は、刻まない。
それがこの工房の矜持。
0℃
炉の火の温度
0回
折返し鍛錬
0回
鎚打ち
0本
ひと季節にうまれる刀
※ 数値はすべて演出のための架空のものです。
終章 — 銘
名を残さぬという、署名。
SPECIFICATION(架空)
一振の誂え。
| 鋼 | 玉鋼(架空の自家製鋼) |
|---|---|
| 折返し鍛錬 | 十五回 — 約三万三千層 |
| 刃文 | のたれ、ところにより互の目 |
| 反り | 一寸五分(架空の寸法) |
| 制作期間 | ひと季節 — 約九十日 |
| 銘 | 刻まない(無銘) |
見学は月に二日、火を落とす日だけ。